お土地の選び方②

 

この分譲地にあるA・B・Cの中で、

最も売れにくい土地はAです。

南には今後お家が建つ可能性があります。

日当たりが悪くなりそうですよね。

それゆえ、不動産屋さんは、

同じ立地であるにもかかわらず、

少しでも売れやすいようにと、

この土地だけは価格を低めに設定します。

  

こんばんは。

シンプルノート彦根スタジオです。

 

では、このAは、BやCに比べて約100万円安いとしたら、

あなたは、この土地を買いたいでしょうか?

 

ですよね。。。

わざわざ率先して買いたいとは思わないですよね。

でも、実は、

この3つの中で最もオススメなのは、このAなんですよね。

では、その理由について、お伝えさせていただきますね。

 

価格が安く済む

 

Aは、BやCと比べて、100万円安く購入することが出来ますよね。

100万円安いということは、

その分仲介手数料も安くなるということになります。

仲介手数料は僅かにしか変わりませんが、

少しでもお得になるほうが良いのではないでしょうか?

この土地に家を建てるとなると、日当たりが悪くなるんじゃないか?

という大きな不安がどうしても頭から離れないですよね?

 

日当たりが悪い土地は、家も日当たりが悪くなってしまうのか?

この土地に家を建てる場合、

最もやってはいけないことが、

敷地の一番南にリビングを配置することです。

間違いなく日陰になってしまうからです。

それゆえ、このような土地の場合、

リビングに南からの光を入れるならば、

南に隣接して建つ家から、

リビングまでの距離を充分にとるか、

あるいは、より高い位置からリビングに光を落としてくるか、

のいずれかの方法を使うようにすべきです。

そして、そのようなプランさえ出来れば、

たとえ日当たりが悪い土地であったとしても、

リビングに直射光を入れることが出来るし、

家の中をとっても明るい状態で保つことも出来ます。

また、日陰となる部分には、

直射日光が必要のないものを配置するようにします。

玄関や水回りや収納といったスペースですね。

収納に至っては、直射日光を絶対に入れるべきではないし、

玄関や水回りに至っては、ただ明るくするだけなら、

必ずしも南からの光に頼らなければいけない

わけじゃないですからね。

つまり、、、

 

土地に合わせて設計すれば、土地の日当たりは関係ないに等しい

 

ということです。

あるいは、言い換えるならば、

自由設計=土地に合わせて

間取りや外観を考えることであるため、

結果、土地のデメリットを解消することでもある、というわけですね。

この基本原則さえ理解しておけば、

土地に無駄に多額の費用をかける必要がなくなります。

結果、家づくりの予算を抑えることが出来るようになるし、

利息の支払いも、その分圧縮することが出来るようになります。

ということで、

「南には居室をつくらなければいけない」

という土地に対する固定概念に縛られすぎないように、

ぜひぜひ気を付けていただければと思います。

 

それでは、、、

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